北海道のような寒冷地では、冬の厳しい寒さを快適に過ごすために優れた温熱機器は欠かせません。
ケント・ハウスの建物の心地よい温かさは、ピーエス社の放射熱と自然対流を利用した暖房システムに支えられています。

先日、いつもご協力いただいているピーエス様のご招待で、
竹中工務店様が設計した北海道地区FMセンターを訪問しました。
ここで導入されているピーエス社製の除湿型放射冷暖房システムを体験してきました。

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除湿型放射冷暖房　PS HR-C（ピーエス エイチアールシー）とは・・・

高温多湿な日本の夏を快適に過ごすために開発された冷暖房システムです。1969年に放射暖房の販売を開始し、1992年にピーエスが世界で初めての除湿型放射冷暖房を開発・販売しました。ラジエータの中に夏は冷水、冬は温水を循環させ、空間全体に自然で安定した涼しさと温かさを提供します。室温に近い水温で冷房と暖房が可能なため、地中熱や地下水などの自然エネルギーの活用もできます。

夏季の湿った空気はラジエータ表面で結露し、自然な除湿効果が得られます。結露水は付属のドレンパンを通じて排水されます。風の吹き出しがなく、無音で無振動のため、静かな空間が保たれます。

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近年、札幌でも猛暑日が続くようになり、エアコンが必須の設備となりつつありますが、
こちらの「除湿型放射冷暖房　PS HR-C」はエアコンと異なり
蒸し暑い環境を「自然除湿」「無風・無音・無振動」で冷やし整えてくれます。
素晴らしい技術力！

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技術・意匠共に優れたピーエス社の夏冬兼用のハイブリッド機器「除湿型放射冷暖房　PS HR-C」。

涼しいのに冷気を感じさせない室内環境は、驚くほど静かで快適でした。
このシステムが今後、気候が変化した札幌においてスタンダードな設備になる可能性を感じました。

北海道地区FMセンターの半屋外空間に満ちる太陽の光のあたたかさと、
その太陽の熱エネルギーを快適な環境に整えるPSの除湿型放射冷暖房システム。
とても心地よい建築空間を体験することができました。

ご招待いただき、ありがとうございました。


KENT HOUSE　三本木