2021.7.27
造作建具の可能性
ケント・ハウスにとって重要なポイントである建具(ドア・扉)を昔からいつも作って頂いています岡田建具製作所さんを紹介したいと思います。
現在、住宅のほとんどのドア・扉は大型の工場で作られた既製品が流通し、取り付けられていますが、私たちは規格で決められた既製品建具を使用しません。
既製品にもメリットもあります。取り付け、施工しやすい。傷がつきにくい。品質が常に一定で低価格等。
ただ、なぜか仕上げに味がない・・。
空間全体の色が合わない・・。
リスクを抑える作りになっているので見た目が野暮ったい・・。
そんなことを常に考えていたので現在、ケント・ハウスでは全ての建具を自社デザインのオリジナル建具として作っています。
天然木の突板で仕上げた建具は家具含め建物内部の調和をとるには大切なポイントです。
仕上面材の印刷技術が上がっても、天然木の風合いは実物を見ると別格です。
高さ、幅もその空間に合わせた自由なデザインが可能なのが魅力の一つでもあります。
ここでポイントになるのが建具を作ってくれる企業。
私たちは設計は行いますが、工場を所有していませんので製作はできません。
そこで建具を製作してくれる企業が岡田建具製作所です。ここでは私たちの希望(わがまま)を聞いて常に進化させてくれます。
新しい機械を導入し、作業性の効率化を図り、将来の可能性を広げてくれます。
また、常に改善策を一緒に考え、リスクも一緒になって負ってくれるところが信頼できる企業だと思っています。
現在は両社で毎月ウェブミーティングを行い、新しい商品の開発、研究を取り組んでいますのでこれからのご提案にも期待していてください。
先日、弊社社員が工場見学に行った際の動画がYou Tubeで公開されていますのでご紹介します。
これからも一緒に歩んでいきたいものづくり会社の一社のご紹介でした。
今後も企業同士協力し合いながらより良い商品を皆様にご提供できるよう頑張ります!
ケント・ハウス 草野