2018.4.6
~ 住まいのお手入れ ④ ~
こんにちは。アフターサービスの西田です。
今回は、床材のお手入れと家具のお手入れ方法についてのお話しです。
■ ワックスフリーの床材お手入れ
ケント・ハウスでご提案が一番多いワックスフリーの床材は、掃除機やクイックルワイパードライで
おおまかに埃やゴミを取り除いてから雑巾やモップで水を固く絞って拭き上げをして乾かします。
床の表面は、水や洗剤をそのままにしておくとシミや盛り上がることもございますのでご注意ください。
天然木ならでのぬくもりややさしさ、素材感をお家の中で末永くご使用いただくためのご提案です。
■ 無垢床材お手入れ
無垢材にオイル含侵塗装したものは、水が一番苦手なので水拭きは厳禁です。
どうしても汚れが気になる場合は、中性洗剤やオレンジオイルを薄めて雑巾で拭き上げ、
マイクロファイバーで乾拭き仕上げをしていただくことをおすすめします。
なお、オイル塗装には、オスモカラーの商品を採用していることが多いので、
同じメーカーのオイル塗装やワックスを塗るのが良いと思います。
■ 磁器タイルお手入れ
製品は、かなり固い素材で薬品にも強いのですが、タイル目地に薬品が残ってしまうと、色が変色することがあります。
磨き仕上げの場合は、マイクロファイバーで乾拭きしますと跡が残りにくいと思います。
■ 家具の突板面材お手入れ
家具の引き出し、扉、天板は、突板に塗装していることが多いため、基本的には乾拭きで中性洗剤を使っても
水拭きの場合には、雑巾を固く絞ってその後、必ず乾拭きをしてください。
木目に水を含んだまま自然乾燥をすると目が開いて浮いてくることがありますので、お気をつけください。
日々のお手入れは、大変そうに思えますが、天然木の床材や突き板の家具は、時が経過するごとに独特の風合いが生まれます。
毎日の生活の中で少しづつ色合いに落ち着きと深みが増しますので、永く大事にしていただけることを心より願っています。
現在、玄関まわりの御影石のお手入れをいろいろな方法で実験中です。
実験がうまく行きましたら、皆様にご紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
KENT HOUSE 西 田