2015.4.22
~ 素材力という存在感 ~
先日引き渡しを終えた建物です。
基調となっている家具の素材は、銘木で名高いブラックウォールナット。
ブラックウォールナットは、チーク、マホガニーと並ぶ世界三大銘木の一つ。
木理が美しく、木の宝石と言われています。
一般的に、“一流”とされているブティックやホテルなどでも積極的に取り入れられ、
最近の記憶の新しいところでは、道産のウォールナットが採用されたという虎ノ門ヒルズのアンダーズ東京が話題になりました。
高級ではありますが、いつの時代にも溶け込む懐の深い“素材力”と、それだけで勝負できる“存在感”が魅力なので、
アメリカでは、いくつかの映画のシーンにも登場しているユニオンステーションの他、大統領の指揮台、最高裁判所のベンチ、
イタリアではミラノ大聖堂の家具など、古くから格式高い施設にも使われています。
こちらのお宅のように、トータルで素材を合わせると、空間の美しさと迫力が増しているのがおわかり頂けると思います。
時が経つと、より風合いが深まり、また違った魅力を実感して頂けることでしょう。
和室の建具は枠のない太古張りでシンプルさを強調したデザインに。 住宅は、大きな大きな買い物です。 価格・プラン・対応・品質などのバランスを見つつ、心地の良いお気に入りの質感を見つけることもお忘れなく! これからの素敵な新生活で、さらなるお気に入りを増やしていってください。
KENT HOUSE 富 沢