2012.3.17
~ 付属品哲学 ~
パーティーの翌日、ご出席頂いたあるオーナー様から、お礼のメールを頂きました。 その内容とは・・・
お家の住み心地の良さのご報告と、パーティーにご参加頂いたうれしい感想
ご丁寧にありがとうございました! そして、画像でご紹介頂いたのは・・・
翌朝、幼い息子さんが装飾を施していたというきちんと整えられたパーティの小物類・・・
私たちが目指したものがまさにこれ・・・
“思わず”持ち帰りたくなるような プレミア感 普段から意識して観察すること、カタログや封筒に企業ポリシーが垣間見えてきます。
たとえば、ショッピングをすると当たり前のようにもらえる紙袋だって
立派なものだったとしたら、ついついうれしくなって
取っておきたくなるもの
思いもよらぬ、“付属品”に心が躍ることってありませんか?
今年の研修先 ドバイのホテルでは、誰かに伝えたくなるような隠れエピソードがあるデザインや バラエティーに富んだアメニティーの充実振りが印象的でした。
たとえば、アルマーニホテルでは、アルマーニ氏自身もホテルの概要だけではなく、 細部に至るまで陣頭を取り、徹底して手を抜かず差別化を図っています。 食事、バスタイム、体を包み込むゆったりとしたソファー裏にも。。。
ホテルで過ごすどんな些細なシーンにもさり気なく登場するアルマーニのロゴ。 ファンならずとも、“思わず”ファンになってしまいそうな徹底した作り込み戦略 それこそが、決して期待を裏切らないアルマーニの雰囲気を大切にした“付属品哲学”
そして本来、脇役であるアメニティーをを主役級に押し上げているのがここ。 豊かなドバイを象徴しているランドマーク的なホテル 7つ星の バージュ・アル・アラブ
こちらのアメニティーはエルメスのフルボトル 7つ星のプライドを守りぬくという
熱い思いを感じます。
また、たとえサービス品であっても、ユニークなその建物の形をモチーフにしたデザインに徹底してこだわっていたりなど、
一線を画す特徴のあるホテルの雰囲気哲学を大事にしている様子が伝わってきます。
パッケージなどもエコが叫ばれて久しい時代ですが、時々は凝ったデザインに歓喜の声をあげてみたいもの。
どうせ捨てられるものにお金をかけるなんてもったいない・・・
そんな合理的な発想もまた良しですが、いわゆる“消え物”に対する新しい考え方が 新機軸を作るかもしれません。
ぜひ、付属品に単なる付属品と呼ばせない付加価値価値を与える哲学を・・・
KENT HOUSE 富 沢