2011.3.26
~ オリジナルデザイン完成まで ~
ケント・ハウスが展開しているテーブルウェアーは、コーヒー、ティーカップの
ほかに、湯のみやグラスなどにも広がりを見せています。
ところでみなさんは、食器類を選ぶとき、何を基準に選びますか?
デザインに一目ぼれして衝動買い?
それとも、お皿を彩るメニューをイメージしながらじっくり検討?
・・・このように大きく分けると
お皿ありきでメニューを合わせる芸術肌のタイプと
とことん料理主体の職人気質のタイプ
に分類されるのではないでしょうか?
身近な相手に食器を贈る時だって
使いまわしやすさや機能を重視した合理性と
相手が好きそうなブランドやテイストなどを重視する趣味趣向も考えていたら
優柔不断が加速してしまいそうです。
~ ケント・バランス レシピ ~
シンプルにこだわったデザイン性=60%
遊び心=10%
モダンさ 斬新さ=30%
+α 機能性=“小さじ1”
ケント・ハウスが目指すものは、いかにも機能にこだわっています・・・
という押しつけではなく、美しさを表現したその先の延長線に、さりげなく機能性が備わっているというもの。
美しさの合格ラインは、感性に頼るところがあるので、機能性に比べると、
非常にあいまいでわかりにくい・・・ 理屈を超えた説得力が必要です。
だからこそ、その課題をクリアするのは最も難しいといえます。
こちらの意図が伝わらないこともしばしばで・・・
現実にカタチになってきたものをみると、我ながらバランスの悪さに唸ることもありました。
そうして1つの商品に対して、何度も何度も向き合って完成した
商品までの道のりは長く長く。。。
最後までケントのこだわりにお付き合いいただいた方々にはこの場を借りてお礼を申し上げたいです。
KENT HOUSE 富 沢