2011.2.15
~ 2011 研修旅行の報告 ~
ご報告が遅くなりましたが、1月にケント・ハウスの研修旅行がありました。 毎年、旅行時期になると研修先の国のエントリーの中から投票が行われます。 今回の8カ国の候補から決まった研修先。。。 それはドイツです。 今回のドイツ訪問では西洋の宝石といわれるローテンブルク 大学とお城の町ハイデルベルク ドイツの玄関口に当たる大都市フランクフルトをめぐり、モノづくりに触れる充実した6日間となりました。
マリンタワーよりフランクフルト市街を一望 世界的なモノづくりのイメージと言えば、真っ先に思い浮かぶのがドイツではないでしょうか。 ご承知の通り、ポルシェ、ベンツ、BMW、アウディーなど世界を代表する自動車メーカーが 名を連ね、とくに自動車産業はドイツの基幹産業だといえます。 それは、ドイツ人被雇用者の7人に1人、ドイツの輸出の40%が自動車に関連しているという数字からも いかにドイツにとって自動車産業がモノづくりのベースを支えているかがわかります。 今回は、そんな世界的にも知られるアウディーの本拠地インゴルシュタットを経由し、工場視察を行い フランクフルトでは、大型家具センター、住宅展示場などの施設を視察しました。 ほかに、ドイツと言えばみなさんは何を連想しますか? ・・・実は、ドイツは、国の歴史のルーツや訪れる場所によって受ける印象も様々。 町によって、表情をガラリと変えるところも魅力のひとつです。 ぜひ、ヨーロッパツアーの国の一つと決めず、じっくりドイツに浸ってみてはいかがでしょうか? 歴史ある建築様式、中世の面影を残す古城、グリム童話のファンタジーな世界など 伝統的で格調高い昔ながらのドイツと、思わず目を見張る高層ビル、オリジナリティーあふれるデザインや新しいトレンド、 芸術が生まれる今日のドイツに触れることのできた今回のツアー。 良い旅は人生を変え、良いホテルは仕事と会社を変える という名言を 残しているのは、最高のホスピタリティーを提唱するリゾートレストランCasita(カシータ) オーナー高橋 滋 氏 質の高いおもてなしやサービスは、誰かに語られるより、 実際に味わうことの方がしっかりと体内に沁みわたる気がします。 ドイツを言えばビール、そしてワイン。 ドイツビールは5000種類以上。 そしてドイツワインは13地域もあるそう。
300種類以上あると言われるパンや本場のソーセージもほんの一部ですが、食べ比べることができて、ドイツのグルメも満喫。 旅が好き。 旅行が趣味という人は多いもの。 旅の目的はシチュエーションによってそれぞれ。 多くの人が“旅”という非日常に求めるものは、新しい発見や刺激なのではないでしょうか。 プルーストの格言に、 本当の発見の旅とは、新しい風景を探すことではなく、新しい物の見方を得ることだ。
という言葉があります。
普段の日常で、新しい価値観や、物の見方を変えることは大人になればなるほど難しくなるものです。
人生を旅にたとえられることがしばしばありますが、本当の旅もまた、長い人生に新しく素敵なエピソードを残しますね。
私たちは、今回の滞在でその表情の豊かさや、空気、文化、短い時間でも縁があり、 関わったドイツの人々の人柄に触れ、ドイツという異国を身近で親しみのある国に感じることができました。
日々進化するケント・ハウスの新しい幕開けにご期待ください。。。
KENT HOUSE 富 沢