2008.7.24
海外研修
今年の海外研修の行先はオーストラリアでした。
研修の目的は、世界中の色々なものを間近に触れることによって視野を広げ、
一人一人のさらなる飛躍を期待してのこと。
帰路に向かう皆の眼差しは行きのそれとは心なしか違って見えます。
真冬の日本から一転、夏のオーストラリアは
リゾートを満喫するにも、建築を学ぶ上でもふさわしい国でした。
海外に行っても、職業病なのか目につくのは、やはり住宅ばかり。
毎回、バスを借り切って、住宅見学ツアーを行っています。
今回の場所はシドニーのとある高級住宅街。
オーストラリアは、歴史柄、ヨーロッパのテイストが色濃く残っていましたが、
驚いたことに、この地区の家のスタイルは様々。
クラッシックな伝統的建物の中には、「キューブ型」と呼ばれるシンプルを追求したモダン住宅も・・・
ケント・ハウスの建物にテイストが似ていて親近感を感じる一時でした。
建物は、景観を壊すことなく、自然に溶け込まれ、
風景の1つにおさめられていました。
国は違えど、シンプルなスタイルは長く受け継がれるのかもしれません。
FUJIMOTO